
「モンスターペアレント」略して「モンペ」。
この言葉が世に定着し始めて数年経ちますが、教育現場の一番の懸念事項であることは変わっていないようで。
私の友人も中学教師をしているのですが耳を疑うようなクレームを学校に入れてくる親は相変わらずそれなりにいるようです。
悪質なクレーマーというのはどの職業であっても接することはありますが、教育現場という環境は逃げ場もなく、また数年は接していかないといけないわけですから状況によっては地獄ですよね。
モンスターペアレントの意味を調べてみると「学校などに対して自己中心的かつ理不尽な要求をする親を意味する。 」と出てきます。
つまり「子を想うが故に感情的になり」とか「時代背景に則さない身勝手で一方的な論理」などを教師に押し付けてくるのがモンスターペアレント略してモンペなわけですが、
それを堂々とテレビでやった芸能人がいまして(汗)
若槻千夏さんが軽く炎上していますので、本日はそのことについて書き綴って行こうと思います。
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若槻千夏がNewsZERO・Zero選挙で炎上
現状インスタに軽くクレームコメントが入ってるくらいですが、ツイッターではかなり炎上しております。
7月22日午前2時時点のツイッターのトレンドにしっかりランクインしており、ツイッターのサジェストにはしっかり「炎上・嫌い」などのネガティブな言葉が並んでいる状況ですね。
特にツイッターでは辛辣なものが多く、
様々な角度からフルボッコ状態でして、深夜だからボヤ程度で済んでますけど朝になってからヤフーニュースなどで取り上げれたら一気に燃え上がりそうな感じですね。
私自身もリアルタイムで見てて「何言ってだろ・・・」と思わず呟いてしまった位ですが、
どんな発言で炎上したのか?について詳しく書いていこうと思います。
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炎上理由はモンペ発言
岡田結実さん、落合陽一さん、田中卓志さん(アンガールズ)、吉村崇さん(平成ノブシコブシ)、若槻千夏さんをゲストに迎え、 #新時代の大問題 の「解決法」を議論します!#ウドウ解決所 #zero選挙 pic.twitter.com/ppQsKIt0LV
— news zero (@ntvnewszero) 2019年7月21日
7月21日の選挙特番zero選挙の放送後の第二部コンテンツ「ウドウ研究所」での一幕。
番組では「教員不足問題」を特集しました。
newszeroにて
若槻千夏、教師の勤務時間外の業務に「対応してくれないんですか💢」
「寂しくないですか?」
「ビジネス化しないでほしい💢」
「おかしいおかしい」こういう方がいるから、学校が変わりづらい。
教員は、何でも屋と思っている保護者代表。
大変、憤りを感じた。↓動画 pic.twitter.com/Eol1d3k111
— 腹黒教師 (@haraguro_kyoshi) 2019年7月21日

北海道の小学校では先生が1人辞めて、トイレも行けないレベルの状況
授業が増えて、保護者対応が莫大に増えた
宮城の中学校では先生2人が産休と病欠で休んでいる為、2年生の国語の授業が出来ない
精神疾患で休職しているのは20年前の約3倍5077人
現場の先生も減り、先生になりたい人もいない
↑このような教育現場の現状を紹介しコメンテーターとして現役の教師が出演

・業務が多すぎて2人分の仕事を1人の先生がやっている
・プライベートの時間も削って学校の事を行っている
↑授業外の事が圧迫していると説明
そういった労働環境を改善するために取り組んでることを紹介します。

・職員室の不要な物を捨てる
・行事の削減
・留守番電話等をつけて勤務時間外の対応をなるべくやめ、18時以降は電話に出なかったりしている
↑に若槻千夏が噛み付きます。
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若槻千夏「何かあったらどうするんですか?」
先生「何かあった時は学校の役目では無くて、例えば万引きがあった時は警察の役目ですし、他に何かあっても親の役目と思うんで」
先生「勤務時間を超えて教員がやるのは、今後無くなっていくんじゃないかなと、、、」
若槻千夏「なんか寂しいですけどね、だってもし子どもが帰ってこないって心配になって捜すけど、見つからなかった時には学校に電話するのが親だと思うんですよ」
若槻千夏「それも対応してくれないって事ですよね?」
先生「対応って事は、警察が対応してくれますし、、、」
若槻千夏「寂しくないですか?だって、ごくせん見て育ったでしょ?みんな金八先生見たでしょ?心ですよ、そこはビジネス化したら駄目でしょ?」
先生「そういう意見もあるんですけど、、、」
若槻千夏「そういう意見もあるんですよ。それをしてるんじゃないよ!おかしい…おかしくないですか?おかしいじゃないですか!?」
先生「金八先生のようなやり方をしてきたから、(教員の)なり手がいなくなった」
若槻千夏「いや、、、まだいるはず。そういう事は、そこが全てじゃないですよ」
若槻千夏「(全国で留守番電話対応が広がっている事に)気持ちはわかりますけど、別に減らせばいいとこあるじゃないですか?そこじゃないと思う、私はそこじゃないと思う、すいません深夜に大きい声出して」
この一連の流れが炎上の理由というわけです。
まとめ
教師という職業はただでさえ業務時間が長い上に、本来必要のない責任まで押し付けれることが多いです。
コメンテーターで登場した先生は「職業として一定の線引きをしっかりすることで現状を変えている」わけですが、自身が持つ「教師とはこういうもの」という一方的な価値観を若槻千夏は押し付けたわけです。
コメンテーターで登場した教師は教育をないがしろにしているわけではなく、むしろ厳しい労働環境を変える努力をし職場現場を正常化にしようとしてます。
その教師に向かって感情的に一方的な価値観を押し付けたわけですから…これはモンスターペアレントと言われても仕方がないでしょう。炎上するのも仕方ないと思います。
ということで、若槻千夏がNewsZEROで炎上した理由についてでした。
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