
出典:東京都中央卸売市場HP
築地市場から豊洲新市場への移転問題はどうなる?
TV・新聞・ネットで毎日のように目にする豊洲新市場の様々な問題。
叩けば叩いただけ問題が出て来る現状ですが、「どれだけ杜撰なんすかw」とツッコミどころが満載ですよね^^;
「盛り土」がトレンドワードに入る日もしばしば。
そもそも「市場移転」の議論がスタートしたのは、
築地市場の老朽化問題や取り扱い数量の拡大により施設が手狭になった事
築地市場の関係者からはかなり反対はあったものの、移転に関しての出発点は割とシンプルですよね。
まぁ・・・「シンプルな部分にのみ焦点を当ててる」ってのが正しいような気もしますがw
兎にも角にも、そんなこんなでスタートした移転問題ですが、
豊洲の移転予定地が元々東京ガスの工場で、国の環境基準を大きく上回る有害物質が地中にあるってわかり、その対策として、今話題になっている「盛り土」をすることに。
「盛り土」で閉じ込め、その上に建物を立てればOK
って事で、2012年に豊洲新市場土壌汚染対策工事を行った訳ですが、これが「手抜きやないかい!!」と問題になっていると。
ちなみに工事内容はこちらからご覧いただけます。
豊洲の問題はこれだけではなく、汚染地下水やら床の強度やら各振り分け店舗の間口の問題やらなんやらかんやら・・・
まぁ・・・維持費が一日数百万かかるって言われていますが、小池都知事の「立ち止まる」は、当初の目論みかどうかは置いておいても、現状を見るに正解のように思えますがね。
さてさて、込み入った話は改めてって事で、
ニュースで「豊洲新市場」って言葉を聞く度に
どこにあるの??
って人、結構いるんじゃないでしょうか?
・・・というか、私がとっても気になったので調べてきました^^;
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豊洲新市場の場所・最寄り駅はどこ?

こうやって地図で見ると、築地から2.3kmしか離れてないんですね。
その理由は「元々築地が持っている利便性」ってのを考慮してって事のようですね。
最寄り駅は、ゆりかもめ・市場前駅
ちなみに「ゆりかもめ」の正式名称は「東京臨海新交通臨海線」と言うそうです。・・・どうでもいいですね^^;
すぐそばには「ディファ有明」があるので、コンサートやプロレス観戦ですぐそばを訪れた方も多いのではないでしょうか?
因みにGoogleマップ見るとこんな感じです。
海上輸送を含む物流に関しては、地図上だと豊洲の方が利便性が高いように思えますね。
『物流の最適化』というのも移転の一つの焦点でした。
実際どのように変わっていくのか?ちょっと気になりますね。
最後にちょろっと「物流」について。
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豊洲新市場の物流と都の基本構想

東京都中央卸売市場のHPでもこのような説明をしていますが、
売り場の近くに荷物を整理するスペースや駐車場を確保することで、車や荷物がスムーズに流れる市場になります
との事。
最後に、
『物流に限らず様々な特徴を持たせた市場を作っていく』と説明していた東京都の基本構想をご覧下さいませ。
他市場への転配送施設を設置するなど、首都圏のハブ機能を確立する。
搬入から搬出までの一貫した物流システムを確立するなど、取引・物流両面の効率化を図る。
高度な衛生管理、よりよい品質管理が可能となる施設整備や体制作りを行うなど、安全・安心の市場作りを行う。
買い回りの利便性の向上及び商品や取引情報の提供など、顧客サービスを充実する。
環境負荷の低減、省エネ・省資源を実現する。
賑わいゾーンの設置や魅力ある都市景観に配慮するなど、街作りに貢献する市場とする
さてさて、一体どうなる事やら。
こういう時こそ「厳しい第3者の目」って必要なんじゃないですかね?
最後までお付き合いありがとうございましたm(__)m
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