金子大輝はラウェイ王者!K-1戦績や試合動画は?プロフィールも気になる!

格闘技にシーズンというものはないですが、日本の年末の風物詩とも言えるのが大型格闘技大会。

とは言えここ最近少々その傾向が変わりつつありますよね。

「大型格闘技イベント=年末」というイメージが定着したのは1990年代のK-1ブームによるものだと思いますが、2010年代以降は年末集中というよりは割とオールシーズンでバランスよく大型の大会が開催される傾向になっています。

その背景にはネット中継や動画サービスの普及などにより国内のみならず様々な海外の大会なども手軽に視聴できるようになった影響もあるようですね。

 

さてここからが本題なのですが、動画サービスなどで格闘技の中継を視聴していると様々な格闘技の名前を耳にしますが、あなたは「ラウェイ」という格闘技をご存知でしょうか?

恥ずかしながら私が知ったのはつい数日前ですw

2019年12月4日19時から放送されるTV番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!3時間SP」ミャンマーの格闘技”ラウェイ”のチャンピオンが出演するというので気になって調べてみたのですが、なんとその方は日本人なんだとか!?

 

というわけで本日はラウェイ王者”金子大輝”さんのプロフィールや戦績・試合の動画などについて書いていきます。

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金子大輝のプロフィール

 

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名前:金子大輝(カネコダイキ)

生年月日:1994年3月28日 25歳

出身:埼玉県さいたま市

最終学歴:国士舘大学

身長:168cm

所属:K-1ジム大宮チームレオン

(※身長に関して様々な表記がありますが、K-1のオフィシャル情報で記載しています)

なかなかに端正なお顔立ちのベビーフェイスといった印象の金子大輝さんは埼玉県出身で現在25歳。

ご両親は共に体操選手だったそうで小学校3年生の頃から体操教室に通っていたそうです。

 

体操を中心の生活で高校も体操でのスポーツ推薦だったのですが、転機となったのが高校2年生の時に読んだ「グラップラー刃牙」という格闘技漫画


芸能界でもファンが多い同作ですが、金子大輝さんはこれを機に格闘熱が燃え上がり古本屋で様々な格闘技の本を立ち読みする日々が続いたそうです。

ほどなくして体操を引退した金子さんは格闘技の教室に通い始めることに。

柔術主体の大会で優勝するなど好成績を納め本格的に格闘技の道をする一方で将来の目標だった警察官の試験に失敗し人生の岐路に立つことになりました。

別の道で就職するか格闘家として生きていくかの選択で苦悩してた金子さんですが、2015年11月に行われた中国のキックボクシングの大会に参戦するなど積極的なチャレンジをし、海外で様々な大会に出場するようになっていきました。

<2015年までの国内戦・主な成績>

2013年7月 第12回 関東アマチュア修斗選手権 ライト級 準優勝
2014年12月 TNTアマチュアキックボクシングウェルター級(67kg)優勝
2014.03.21 TRIBELATE42 勝俣裕基 ○ 判定3-0
2014.04.27 GRACHAN13 郡司光 × 2R 1:58 TKO
2014.07.13 GRANDSLAM~Way of the cage~ 三原宏樹 ○ 1R4分29秒 KO
2014.10.4 VTJ6th 平川智也 × 3R 判定 0-3
2014.12.21 プロフェッショナル修斗公式戦 海下竜太 × 2R 判定0-2
2015.4.18 SHOOTO GIG TOKYO VOL.19 スーパー均くん × 2R 1分55秒 KO

※プロフィールなどのソース→ご本人インタビュー記事・http://sugoihito.or.jp/2017/05/15545/

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転機となったラウェイ王者との戦い

2015年以降、中国の大会などへの出場でチャレンジを繰り返していた金子さんですが結果は思うように出ませんでした。

<中国での主な成績>

2015.11.28 中日拳王決戦”大熊山杯” 毕鑫 △ ドロー
2016.01.23 中日拳王決戦”白沙渓黒茶杯”李雪威 × 3R 判定0-3

そんな彼の転機となったのは2016年2月ミャンマーで行われたラウェイ戦。

自分を大きく変えるためにはラウェイ戦しかないと奮起し戦いにのぞみました。

 

相手はチャンピオンということもあり2RでTKO負けを喫することになりましたがこの試合以降、ラウェイが主戦場へとなっていきます。

ラウェイとは?


CC:Lethweimaster 

ミャンマーの立ち技格闘技。伝統ある国技であり、神聖なものとされている。日本では「ビルマ拳法」「バンドー空手」「ムエ・カチューア」などの名前でも知られる。

タイのムエタイに類似しているものの、ムエタイとの大きな差異として、拳にはグローブを着用せずバンテージのみを巻き、頭突き攻撃、金的攻撃(故意では無い場合のみ)が認められる点が挙げられる。タイでも時折この形式の試合が行われるが、タイの場合はバンデージの代わりに縄を厚く巻いて代用される。ミャンマーで現在行われている古式拳闘は全てこの形式である。

引用:ウィキペディアより

ざっくりとご説明しますと、

・ミャンマーの国技

・神事に近く、選手は試合のみならず日常でも礼節を重んじなければならない

・絞め技以外基本なんでもあり

という非常に危険な立ち技の総合格闘技。

ラウェイの試合動画

ラウェイを主戦場として戦い始めた金子さんは2016年沖縄での試合で初勝利をあげると勢いに乗り、その後ミャンマーで行われた試合で当時無敗だったルワンチャイ選手に勝利し、現地ミャンマーで注目を集めることになります。

そして2017年12月10日、Air KBZゴールデンベルトチャンピオンシップ 2017年67kg級王座を獲得。日本人として初めてミャンマーラウェイの現地チャンピオンになるという偉業を成し遂げました!

主戦場はK-1に!

ラウェイの王者となった金子さんは国内での大きな大会への出場も果たしていくことになります。

2019年6月のK-1両国大会でK-1への電撃参戦を表明し11月24日のK-1横浜大会でK-1ライト級王者・林健太との“王者対決”が実現しました。

結果は残念ながら敗戦でしたが、今後国内の大きな大会などで目にする機会も増えていくことになりそうですね。

→K-1金子大輝プロフィールページ

 

というわけで、金子大輝さんのプロフィールやラウェイについてでした。

 

ラウェイという危険な格闘技に果敢に挑戦した金子さんの勇気やチャレンジには感服しますね。

“挑戦”というのは年齢やその大きさに関係なく見ていて心が揺さぶられるものですが、金子さんのチャレンジはとても難しいものだったと思います。

ラウェイに対する真摯な取り組みとそのファイトスタイルは現地ミャンマーの人からも賞賛されていますし、K-1のみならず様々な国内での大会で活躍されることを願っています。

 

では最後までご覧くださりありがとうございました!

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