出典:ログアウト
国連大使に指名されたニッキーヘイリーとは?
アメリカ大統領選でドナルドトランプ氏が勝利してから2週間が経ちました。
個人的に色々と思うことはありますが、この結果はアメリカ国民の選択ですしね。
日本でも結果について未だにごちゃごちゃ言ってる著名人もいらっしゃいますが、
そんな暇があるなら、ドナルドトランプ氏・アメリカとの付き合い方を考えた方が建設的なように思う今日この頃、
トランプ氏は既に“就任直後の100日間で実施する行動計画”を発表し、大まかな内容を動画で公開しています。
※動画は全編英語です。
この中ではTPPの離脱も明言しており、既に安倍政権にとっては大きな痛手となっていますね。
まぁ、そこら辺の話は専門家や博識な方々にお任せするとして・・・
大統領選以降のトランプ氏ってだいぶ大人しいですよね?
トランプタワー前のデモを非難して軽くTwitterが炎上してましたが、まぁ、一国の大統領になるわけですし、今までのように感情に任せた発言は控えるようにしているんでしょう。
上で紹介した“100日間で実施する行動計画”でも、“メキシコ国境の壁”について全く触れていませんし、差別的な発言に関してもかなり気をつけていて、なるべくオブラートに包んで発言をしている印象もあります。
まぁ、娘婿のジャレッド・クシュナーからも色々と釘を刺されているのかもしれません。
➡️イヴァンカトランプの夫や子供は?経歴やブランドも気になる!
そんなトランプ氏が新たな人事を発表したのですが、
色々と配慮をされたのでしょうかね?
インド系アメリカ人でサウスカロライナ州史上初の女性知事
ニッキーヘイリー氏を国連大使に指名したとの事。
どっかで聞いたことがある方だったので、気になって色々と調べてみました。
よろしかったらご覧くださいm(__)m
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ニッキーヘイリーのプロフィール!経歴や学歴・夫は?
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名前:ニッキーヘイリー (ニムラータ・ニッキー・ランダワ・ヘイリー)
生年月日:1972年1月20日 44歳
出身:サウスカロライナ州・バンバーグ
出身校:クレムゾン大学
所属政党:共和党
先ほどもチラッと触れましたが、ニッキーヘイリー氏はインド系アメリカ人。
父母はインド・パンジャブ州出身のシク教徒で、アメリカ合衆国サウスカロライナ州への移住後に誕生したのがニッキー氏だそうです。
出身大学はクレムゾン大学。NBAの往年の名プレイヤー”ホーレス・グラント”同じ大学ですね♪
大学卒業後は母が経営する会社で働き、1996年・22歳の時に結婚。
夫はサウスカロライナ州の州兵であるマイケル・ヘイリー氏。
ニッキー氏は結婚してメソジストに改宗をしています。
旦那さんとの間にお子さんが二人いるそうですが、それ以上の情報はありませんでしたm(__)m
その後2004年、地元・サウスカロライナ州の下院議員選挙に共和党から出馬し、決選投票で現職議員を破り当選を果たします。
下院議員を3期務め、2011年にサウスカロライナ州知事となるんですが、
知事選挙がかなり凄かったんです!
もともと泡沫候補とみられていたニッキーヘイリー氏ですが、前アラスカ州知事サラ・ペイリンや、前マサチューセッツ州知事ミット・ロムニーの支持を取り付け、共和党内で支持率がトップとなり、不倫騒動などの逆風を撥ね退けて見事に当選されたんです。
不倫騒動は二人もの男性が“関係があった”と言い張っていたとの事で・・・
アメリカらしいと言うか・・・なんと言うか^^;
泡沫→代表→異性からのタレコミ
って流れだけみるとトランプ氏に通じるものがありますが、ネガキャンが常套手段のアメリカの選挙では割と普通なんですかね^^;
その後、2期に渡りサウスカロライナ州知事を務めているニッキーヘイリー氏ですが、
彼女の名を大きく広めたエピソードがあります。
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ニッキーヘイリーのエピソード・トランプ氏との関係
ニッキーヘイリー氏のエピソードとして有名な話が2つあります。
一つは
2015年6月に起きた”チャールストンの教会での銃撃事件”です。
数多くの黒人が亡くなった痛ましい出来事でした。
ニッキーヘイリー氏の”結束の呼びかけ”は全米で大きく報道され、多くの称賛を受けました
もう一つは日本でも話題になった
プルトニウムの受け入れ拒否ですね。
米サウスカロライナ州のニッキ・ヘイリー知事は26日までに、米エネルギー省に書簡を送り、日本からの輸送が決まったプルトニウムを同州の核関連物質の保管、処理施設に運び入れる計画の中止や州外での処理などを要求した。
〜中略〜
日米両国が2014年の核保安サミットで合意したもので、核の国際的な安全管理対策の向上や核物質などの備蓄量削減を狙う措置の一環だった。米ホワイトハウスは当時、日本から輸送されたプルトニウムは米国で兵器化出来ないように処理されるとの声明を発表していた。
ヘイリー知事の今回の要請は、この日米合意に異議をはさむ形となっている。
引用:CNN.co.jp
これは2016年3月のことですが、
こういったはっきりと物を言う姿勢と、女性・インド系アメリカ人といった出自から女性や移民系などのマイノリティーからも大きな人気があります。
トランプ氏との関係についてですが、
ニッキーヘイリー氏は共和党の大統領候補者指名争いでマルコ・ルビオ上院議員への支援を表明していて、トランプ氏には批判的な立場でした。
トランプ氏が指名獲得してからはトランプ氏指示に回っており、大統領選後は要職への就任が噂されていました。
トランプ氏が国連大使に指名した背景には、“バランス人事”という見方が強いようですね。
トランプ政権の閣僚級ポストは”身内の白人男性ばかり”でしたし、共和党側からの働きかけもあったのかもしれませんね。
外交能力は未知数ではありますが、個人的にはかなり興味深い人事でもあります。
トランプ政権も徐々に見えてきましたが、果たしてどのような”アメリカ”になっていくのか?
注視していきたいと思います。
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