
温泉マークが変わる!?一体なぜ?
皆様どもです!puraです!
結構びっくりした方も多かったのではないでしょうか?
「温泉マークが変わる」っていうニュース。
「なんで変わるんだろう?」「どっかからクレーム来たの?」
など、様々な臆測も飛び交いましたが、理由は
「外国人に誤解されにくいように変更する」
ってことのようで。
東京オリンピックに向けて・・・ってことですが、
正直どうなんですかね??
今まで慣れ親しんだ記号でもありますし、いきなり変更と言われても・・・って感じですがね。
報道内容・変更への流れなどを見ていきたいと思います!
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温泉マーク変更の流れや報道内容
10月になってから話題になっていますが、この話は2016日7月に政府で検討が始まった話です。
温泉マークがクローズアップされていますが、
70種類の図記号を変更予定
とのことなんです。
結構変わりますよね〜
最初は相当違和感があるでしょうね。
動画でも紹介されていますが変更の一例がこちら↓
出典:YouTube
こちらは「レンタカー」ですが・・・やはり相当違和感がありますよね^^;
で、話題になっている温泉はこちら↓
出典:YouTube
違和感しかない・・・^^;
ちょっと詳しく書きますと、
今まで使われていた図記号は、2002年の日韓w杯のタイミングで日本工業規格(JIS)に定められ、現在約140種類あります。
それらの内、温泉マークを含む約70種類の図記号を国際標準化機構(ISO)の規格に揃えることで、わかりやすくする。
ということです。
要は「海外と同じ図記号にしたり、もっとわかりやすくする」ってことのようですね。
私個人としては、「正直どちらでもいいや」って感じなのですが、「変更すると困る!」って方々もいらっしゃるようで。
「日本最古の温泉記号発祥の地」を名乗る群馬県・安中市・磯部温泉がかなりの難色を示しています。
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元々のマークの由来や問題点は?
磯部温泉の問題に関しては、「温泉マークの起源・由来」について知っておくとわかりやすいと思いますので、軽くご説明を。
温泉マークの起源に関しては2つ説があります。
・ドイツ起源説
19世紀のドイツの地図に描かれていたらしいが起源がどうかは定かではない。日本では陸軍参謀本部陸地測量部が、1884年に地形図記号に採用した。
・磯部温泉発祥説
一説で群馬県安中市にある磯部温泉が「温泉マーク」発祥の地であるとされている。1661年(万治4年)3月25日、農民の土地争いに決着を付けるため、評決文「上野国碓氷郡上磯郡村と中野谷村就野論裁断之覚」が江戸幕府から出され、添付図の磯部温泉と記した記号が2つ存在した。これら記号が日本最古の温泉記号とされており、温泉から水蒸気が上がる様相を現す記号として具象化されている。
出典:Wikipedia
要約すると、
江戸時代の土地争いの評決文の添付図に、「『磯部温泉』と記したマーク」があり、それが現代でも使われている温泉マークの起源・由来!
ということだそうで。
磯部温泉は「温泉マーク発祥の地!」として様々な PRをされています。
上のイラストが江戸時代の評決文に描かれていた温泉マークの起源です。
確かに現代でも使われている温泉マークですね〜。
つまり・・・
温泉マークが新しくなると、「元・温泉マーク発祥の地」となるわけですよね^^;
それに、新しいマークは「温泉入浴マーク」にしか見えないし、
今までの温泉マークと意味が違ってくる
とも磯部温泉の関係者はお話しされています。
磯部温泉は当然猛抗議していて、経産省に変更見直しの要望書を送っているとのことです。
年間どれだけの外国人旅行客が、温泉マークの意味をわからず入浴トラブルがあったのか・・・データが無いのでなんとも言えませんが、ただ「オリンピックが近いから変える」って言うんじゃ、そりゃ磯部温泉は納得できないでしょうね。
図記号の正式変更決定は、2017年の2月とのことですし、現状経産省にもクレームが来ているとのことですから、もう一悶着ありそうですね^^;
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