毎クール話題性の高さから注目されるTBS系21時からのドラマ枠”日曜劇場”。
現在は木村拓哉主演の”グランメゾン東京”が放送中ですが、半沢直樹や下町ロケット・陸王・ノーサイドゲームなどなど…かつて放送されたドラマのラインナップも見てもまさにTBSドラマの顔ですよね。
来年1月からはどんな作品が制作されるのか既に話題になっていましたが、10月28日の早朝に発表が有りました。
ドラマタイトル”テセウスの船” 主演 竹内涼真
とのこと。
竹内涼真といえば「下町ロケット」(15年)、「陸王」(17年)、「ブラックペアン」(18年)、「下町ロケット2」(18年)
と日曜劇場で数多くの出演をしており、今回のテセウスの船で満を持しての主演となります。
本日はそんなドラマ”テセウスの船”の原作やあらすじ、ネタバレや結末などについて書き綴っていこうと思います!
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ドラマ・”テセウスの船”の原作は?

<テセウスの船>
北海道にある小学校で発生した青酸カリによる無差別毒殺事件の容疑者として逮捕されたのち、死刑判決を受けて収監中の元警察官の息子が父親の冤罪を信じて事件の真相を調査していくさまを描くクライムサスペンスである。
拘置所にいる父に会う決意を固めた日に突然、事件が起こる直前の1989年(平成元年)にタイムスリップし「過去を変える」というタブーに挑む…
テセウスの船は漫画雑誌「モーニング」にて、2017年30号から2019年30号まで連載されたサスペンス漫画です。
作者は東元俊哉(ひがしもととしや)
全89話・単行本は2019年12月発売の10巻が最終巻の予定で、モーニングでは既に完結しています。
28年前に北海道の小学校で発生した無差別毒殺事件において逮捕された警察官である佐野文吾の息子”田村心”が、妻の死をきっかけに死刑判決を受けながらもなお無罪を主張する父親の冤罪を信じることになり、事件についての調査を行う物語です。
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テセウスの船・ドラマ詳細
「テセウスの船」が実写ドラマ化される事になりました。詳細についてはまだ言えませんが、情報解禁になり次第随時お知らせしていきます。
そして来週発売の週刊モーニングで最終回を迎えます。読んで下さった読者の皆様ありがとうございました⭐️#テセウスの船 pic.twitter.com/HVlhVxi5mt— 東元俊哉[テセウスの船]映像化決定 (@toshiya_paris) June 19, 2019
10月28日に発表された情報ではまだ撮影前ということも有り、
・主演 竹内涼真
・放送は1月からTBS系日曜劇場枠
だけですが、竹内涼真からのコメントも発表されています↓
「26歳になって『父親と似てるな』と思う瞬間がすごく日常生活で多い。言葉の言い回し、お酒の好みとかが自然に似てきて。父親の気持ちが分かるようになってきました」と心情を役に重ね「嫌でも父親に似てしまう怖さや、自分にもその(殺人者の)血が流れているという苦しみを背負って生きていく役。父親の気持ちが分かってきた時に、この役は本当に運命的です」
「大変だな、きついな、という気持ちより、楽しんでみんなと良い作品を作りたいという気持ちが一番強い。自分の持っている実力で、どう楽しく皆さんに見てもらうかです」
テセウスの船の真犯人は?結末やネタバレ
※ここからは作品のネタバレを含む内容になりますので、苦手な方はご注意くださいませ。
青酸カリを用いた音臼小無差別大量殺人事件の犯人として逮捕された警察官である佐野文吾の息子”田村心”が物語の主人公。
加害者家族して虐げられてきた過去を持ち、夢であった教師への道も閉ざされた彼でしたが、結婚をし子供も授かります。
しかし出産の際に妻である由紀が亡くなってしまい、心に残されたのは生まれてきた子供と由紀が残したノート。
殺人事件の前に音臼村では奇妙な事件が立ち続けに起きていたことに気づいた由紀が過去の事件を調べ始め考察がまとめられていました。
そのノートを読み進めていくうちに心は「父の冤罪の可能性」を信じていくことになります。
心が生まれる前に逮捕され拘置所にいる父の文吾と会う決意をした矢先、心は大量殺人事件がおこる前の音臼村にタイムスリップし、「未来の事件」が書かれてる考察ノートを元に事件を防ぎ過去を変えるために奔走していく…。
この作品は心がなんどもタイムスリップを繰り返し過去に大きく干渉するだけでなく、別の人物もタイムスリップをしており若干話がごちゃつく部分が有りますが既刊されている単行本を読むぶんには考察も楽しいし比較的読みやすい作品になっています。
原作ベースで端的に犯人の名前をあげると「加藤みきお」ですが、これに関してはドラマでも大きな改変はないように思いますがもしからしたら名前などは変えるかもしれませんね。
タイムスリップを繰り返しながら犯人である加藤みきおにたどり着き、そして文吾を庇って心は加藤の凶刃に倒れ死んでしまいます。
原作の最終回はそれから数十年後の音臼村。
閉村する音臼村に訪れた文吾たち佐野家の面々は埋めていたタイムカプセルを掘り起こし、中にあったものを懐かしく手に取るのですが、そこにはかつてタイムスリップしてきて交流があった心が残した指輪と由紀の名前も載っている家系図が…。
さらにタイムカプセルの中のカメラを現像して写っていた”心”と成長した自分の息子の”心”が瓜二つであることを知ります。
そしてその後、息子の心が婚約者を連れて文吾に会いに来るのですが、その婚約者は…由紀でした。
捉え方にもよりますがハッピーエンドと言って差し支えのない終わり方となります。
言ってみれば…詳しい解説は別記事で行いますが「テセウスの船」というタイトルは実は最終回のネタバレだったんです。
⇨テセウスの船(ドラマ)のタイトルの意味や由来は?知っていると更に楽しめる!
原作のテセウスの船は本当に面白い作品で、「犯人は一体誰なんだろう?」「結末はどうなるのか?」と毎回ワクワクしながら視聴していました。
ドラマが完全に原作通りかはわかりませんが、この素晴らしい原作を生かした作品になってくれることを祈っています!
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