ここ最近漫画原作作品の実写化といえば「橋本環奈」さんの活躍が目立ちますよね!
2000年代以降の邦画は漫画原作がほとんどということもありますが、否定的な感想が目立つ作品が多い中橋本環奈さんが出演してる漫画原作作品は概ね高評価が目立ちます。
アイドルから女優として順調にステップアップしている彼女ですが、2020年1月24日に公開される「シグナル100」で主演をされることが発表されました。
本日はそんな映画・シグナル100について色々と書き綴っていこうと思います!
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映画・シグナル100の原作やあらすじ
シグナル100 原作

「シグナル100」は「ヤングアニマル」2015年15号〜2016年20号までで連載されていた漫画作品。
原作は・宮月新(みやつき あらた) 作画は近藤しぐれ
宮月新はグランドジャンプで連作中の「不能犯」の原作者でもあり、主に心理戦や催眠術をテーマにした作品を手がけられています。
また不能犯は2017年に松坂桃李主演で実写映画化もされています。
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映画・シグナル100 あらすじ
私立聖新高等学校の2-Cそこは気弱な教師に付け込み、不良生徒「和田」をリーダーとしてクラス全員が好き勝手に振舞う学級崩壊を起こしていた。
担任教師「下部」は生徒たちからは「下僕」と呼ばれ、同僚の教師達からは一切味方されず、一人絶望に耐えていた。
しかし、それもある日限界を迎える。
下部は金を餌に生徒全員を視聴覚室に集めて閉じ込め、遠隔操作で謎のビデオを流す。
いつの間にか気を失っていた生徒たちが目を覚ますと、そこには下部。騙したことを憤慨した生徒が下部に殴りかかると、突如顔を黒板に叩き付けて死んでしまう。
下部は語る。自身が学んだ心理学を応用して本来不可能な自殺を引き起こすレベルの催眠を仕掛けた、と。
自分たちが散々謳歌した「自由」の振る舞いのなんらかを「自殺シグナル」として自殺するようになっており、その数は100である、と。そして、一人以外のクラスメイト全員の死を見届けた時、その催眠は解除される、と。
そこまで説明すると、生徒にデスゲームを仕掛けた自分に生きる価値はないとし、自殺してしまう。
かくして、一切の手掛かりがない状態で文字通り一歩間違えば死に至る絶望的なデスゲームの幕は上がった引用:https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37192.html
ここ数年「デスゲーム」を題材にした漫画が多いですよね。
デスゲーム物はどれも似たり寄ったりの作品が多いですが、読了しての感想として「シグナル100」は間違いなく頭一つ抜けている作品でした。
簡単に言うと『担任教師の復讐(というか願いというか)』なのですが、伏線・展開・視点の描き方など実に秀逸で、オチも含めたトータルの完成度が本当に高い。
デスゲームの醍醐味「追い詰め方」も実に見事!「SAW」シリーズが好きな方で最近のデスゲーム系作品に食傷気味の方などには特におすすめしたい作品です。
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映画・シグナル100の公開日やキャスト
映画・シグナル100の公開日
2020年1月24日公開(予定)
となっています。
尚、本作品は「R15」作品ですのでご注意ください。
映画・シグナル100のキャスト
現在発表されているキャストは
主人公・樫村怜奈…橋本環奈
<コメント>
もともと原作は知っていましたが、20歳になり挑戦的なものをやりたいと思っていた中で、この作品はうってつけだと思い、出演を決めました。SNS世代はさまざまな場面からさまざまなことをインプットできる環境にいますが、この作品では制限された理不尽さにまみれた状況下にいる若者たちがどんな行動をとるのか、人間の心理を描いています。その中で、芯の強さをもつ主人公の怜奈役を、感覚を研ぎ澄ませながら演じさせていただきました。
20歳になって初めて撮影をした作品である今作の撮影は大変な面も多くありましたが、35人の生徒役のキャストの皆さんとスタッフに助けられながら作り上げていき、思い入れのある作品になりました。この作品は突き抜けた描写もありつつ、スピード感がある、アトラクション感覚で見られるものとなっていると思うので、勇気を持ってぜひ劇場でご覧いただけるとうれしいです。
8月7日現在他のキャストは発表されていませんが、
もう一人の主人公格・「榊」という男子高生を誰が演じるのかは近日中に発表があると思われます。
監督は「さまよう小指」などの竹葉リサ
脚本は「20世紀少年」シリーズや「GANTZ」・「ザ・ファブル」などを手がけてきた渡辺雄介
シグナル100のネタバレや結末
※ここから結末やネタバレを多分に含んだ内容となります。
私立聖新高等学校の2-C
学級崩壊し凄惨ないじめを受けていたクラスの担任「下部」が催眠ビデオをクラスの生徒に見せて「100の自殺暗示催眠」をかける。(下部はその後自死)
100のルールはそれぞれ個人に付与されるNG行動で「振り向く」や「後ずさりする」などのごく単純なもの。
最初に明かされた解除条件はデスゲームお馴染みの「最後の一人になったら」であるが、それ以外にも途中で発生するボーナスゲームをクリアすれば多くの人間は助かる。
「特定の行動をしたら自殺する」「ゲームに成功すれば、一部を除いた全員が助かる」というように、よくあるデスゲームとは真逆に近いルールとなっている。
そんな中「1時間後に生き残っている全員の自殺シグナルは共有される」というルールの追加で状況が一変。
それまではほぼ全員の協力によって突破するようなゲームであったが、今度は1時間以内にできるだけ殺す必要があるという末期状態へと突入したのである。クラスメイト同士で欺き、罠にはめ、他人をけしかけるなどのデスゲームが始まり、最後に生き残ったのは「不殺」を公言していたが生き残るために最後の1人を手にかけた主人公の樫村。
「おめでとうございます、樫村さん。約束通り、これから催眠を解除しましょう」
催眠効果により脳内再生される下部の声。
実は、催眠解除にはもう一つ方法があった。
それは「下部に謝罪すること」。たったそれだけ。それこそ下部が多くの命を犠牲として望んだ唯一のことだったのである。生き残るために行ってきた凄惨な内容はすべて無駄だったことを悟り、絶叫する樫村を突入してきた警察が保護する。
そんな彼女に、下部の幻影はあることを告げる。それは、おそらくクラスメイト達が謝罪して終了していたら闇に葬られていたであろう情報だった…。
樫村は警察に起きた出来事を包み隠さず話し、自分の犯した罪も告白するが未成年であることと事件の特殊性で不起訴となる。
その後教師になった樫村だが、受け持ったクラスがかつての2-Cのように学級崩壊。
あの時の担任・下部と同じような凄惨ないじめを受け、耐えきれなくなった樫村はある行動にでる。
それは「クラスの生徒にビデオ見せる」ということ。
かつて下部の幻影から告げれたある事とは「催眠に使ったビデオのマスターデータの在処」だった。
…という結末。
映画ではどのような結末になるのか?どのような変更点があるのか?など非常に興味深い「映画・シグナル100」。
橋本環奈さんはここ最近様々な役柄を演じていますがここまでシリアスな役柄は初めてですしどのようなお芝居をするのか楽しみですね!
今から公開が待ち遠しいです!
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